ゆとり教育

ゆとり教育(-きょういく)とは、

学習者が詰め込みによる焦燥感を感じないよう、
自身の多様な能力を伸張させることを目指す教育理念です。
ただし、正式な用語ではありません。

日本ではこの理念にそって、1977年(昭和52年)、
1989年(平成元年)、1999年(平成11年)に学習指導要領の
全部改正を行い、授業時数の削減、学習内容の簡易化、
総合科目の新設などを行いました。

しかし、学力低下を招くと批判され、2003年の国際的な調査で
日本の学力低下が明らかになると、文部科学大臣により見直しの
提案がなされました。
ただし、理念・目標そのものは正しいとしています。


批判
今日の世論では、ゆとり教育の実施による学習内容の削減が
基礎学力の低下を招いているという批判・否定的な意見が
非常に多いです。
(一部の塾・学校などでは、ゆとり教育が開始される以前から
このような世論になることを予想していました)。

その一方で、基礎学力の低下の原因がゆとり教育と
決め付けてしまうのは難しく他にも原因があるのではないか、
等の意見もあります。

学習指導要領における学習内容の削減や時数の削減が
教科学力の低下の最も主要かつ決定的な原因であるという
命題は証明されていないという
指摘がある一方、国際的な学力比較で日本の順位が転落したのは
紛れもない事実であり、これ以上の証拠は必要無いという意見もあります。

ゆとり教育が学力低下を引き起こすという危惧を
引き起こしたため、首都圏を中心として児童・生徒が
学習塾に通うようになり
土日も返上して行く子供が増えたり、小中学校の削減分が高校に
上乗せされて内容が過密化しています。

また、基礎学力の低下により
中学高校での学習に支障が出ているとの指摘もあり、
むしろゆとりが減ってしまったと考える人も少なくありません。

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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